2022.9.1 (木) 伊豆治療紀行(7回目の2日目)
原宿竹下通りの「ビッグスポーツ」でラグビージャージーを買う。次はパンツだ。すると「ひとつふたつサイズを落とした方が…」と、かたわらに立つカタヤマタカユキさんは口を添えてくれた。夢である。カタヤマさんは一昨年の春に亡くなったのだ。
それはさておき、僕は学生時代、実際にその店でラグビージャージーとパンツを買ったことがある。僕のラグビーは「授業で仕方なく」だったが、カタヤマさんは國學院久我山高等学校ラグビー部の選手だった。更に、実際のカタヤマさんは、人の買い物に横から口を出すような人ではなかった。惜しい人を亡くしたものである。
膝に当てられる電子ペンは、膝の皿の真ん中に打たれるものがもっとも痛い。悲鳴を上げるどころではない。痛さに声も出ないのだ。もうひとつ、打たれる場所によっては妙に神経に障る。その、激痛と共に感じる気持ちの悪さには耐えがたいものがある。
伊豆高原13:20発の上りに乗り、新橋には15時37分に着く。いつもの大衆床屋で散髪をし、おなじビルにある時計屋で電池を交換する。家内との待ち合わせにはいまだ時間があるため、喫茶店に入って本を読む。
8丁目の和食屋の、我々はその日、最初の客だった。「びしょ濡れだよ」と、次の客が駆け込んでくる。一瞬「へー」と思うが、そんなことより僕は、自分の飲み食いの方が忙しい。小さな蕎麦猪口で4杯をこなして外へ出る。雨は首尾良く上がっていた。
朝飯 「ガスト伊豆高原店」のハンバーグモーニングセット(パンとスープをごはんと味噌汁に変更)
晩飯 「す多ち」のあれや、これや、それや、他あれこれ、「黒龍酒造」の「龍」(冷や)