2022.8.28 (日) 練習
きのうの日記は夜明け前に書き終えた。そして2杯目のお茶を脇へ置いて「霧 身捨つるほどの」と検索エンジンに入れてみた。あらわれたページを2、3行ほども読み進んだところで「コイツ、文章、上手めぇなー」と舌を巻いた。読み終えて最上部まで戻ってはじめて、それが中央公論社の編集部の人によるものと知った。「なんだー」である。そしてもういちど読んで、この感じを自分の文章にも採り入れようと思った。
「ゴルフをしないのは、それが純粋な遊びではなくて、仕事の絡むことが多いからでしょ」と長男に訊かれたことがある。「いや、オレは、練習しなくては上達しないことの、ほとんどすべてが嫌いなんだよ」と答えた。「それじゃぁ、世の中のほとんどすべてがダメじゃん」と長男は笑った。
そういう僕でも練習をすることはある。苦手な食べものは、それが好きになるまで食べる。もうひとつは文章。このふたつだけは苦にならない。古いクルマによるツインリンもてぎの第1コーナーの走り方も、毎年、練習する。しかしこちらは結構、苦しい。苦しくてもできるのは、それが嫌いではないからだろう。
朝飯 トマトサラダ、蓮根のきんぴら、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、人参の天ぷらと小松菜の味噌汁
昼飯 2種の天ぷらの熱いつゆの素麺
晩飯 TIO PEPE、レタスと林檎とキウイのサラダ、マッシュドポテトと「日光味噌のたまり漬」によるソースを添えたビーフステーキ、CHATEAU BARATEAU HAUT-MEDOC 1993、「久埜」の麩まんじゅう、Old Parr(生)