2022.8.23 (火) つゆのあとさき
早朝、というより丑三つ時というか、午前2時というか、そのころに作った素麺のつゆを、5時を過ぎてより鍋から容器に移す。その際に、調理台につゆの数滴をこぼした。それを拭いた布巾を洗濯籠へ入れるべく風呂の脱衣所へ行く。
家では食堂と呼んでいるダイニングキッチンに戻り、席に着くと、コンピュータのデータベースに”CHF”と、ファイルを切り替えるためのコマンドが打ち込んであり、エンターキーが叩かれるのを待つばかりになっていた。
「さて自分は、鍋のつゆを容器に移す直前には、何をしようとしていたのだろう」と考える。考えても思い出せないから、先ほどの調理台の前に立ってみる。それでも思い出せずに、ふたたび席に戻る。そこでようやく、本日届く予定になっている日本酒12本を、僕が書記を務める飲み会「本酒会」のファイルに入力しようとしていたことに気づく。即、エンターキーを打ち、それを開く。そこには1995年4月から昨月までに飲んだ2,324本が記録されているのだ。
宇都宮の酒問屋「横倉本店」のサガラテツオさんからきのうメールで送られたエクセルファイルは、鍋のつゆを容器に移す前にコピーしておいた。それを本酒会のファイルに貼りつけ、形を整え、保存する。
本酒会の例会場は月ごとに変わる。来月は「汁飯香の店 隠居うわさわ」にて、これについては本日、家内と打ち合わせようと思う。
朝飯 小松菜のおひたし、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、なめこのたまり炊のなめこおろし、茄子の揚げびたし、蕪と大根と胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、揚げ湯波とズッキーニの味噌汁
昼飯 素麺
晩飯 鮭とシメジの味噌アルミフォイル焼き、玉蜀黍のスープ、コーンビーフと菠薐草のソテー、胡瓜の油醤油漬け、「京都蒸留所」のジン「季の美」(ソーダ割り)、メロン、「村上改新堂」のマドレーヌ、Old Parr(生)