2022.8.21 (日) 明日こそは
事務室の通路から店を見ると、店番は販売係のササキユータ君ひとり。日曜日にどうしたことかと逆の方を見ると、パートタイマーのタカハシカナエさんとサイトーミホコさんは厨房にいた。「そうか、おむすびを作るとは今日のことだったか」と、お盆中の彼らの会話を思い出した。
販売係がひとりでは心許ないため、僕も店に入る。最初のおむすびは、10時30分に運ばれてきた。品書きには「しょうがのたまり漬の牛しぐれにぎり」とあった。
「握り飯は野趣に富んだ食べ物であれば、それにふさわしい呼称はおにぎり。おむすびは気取った言い方である」と長男は断ずる。しかしそのあたりには諸説があって、はっきりしたことは不明らしい。
できたばかりの温かいおむすびを笊に並べながら「今日の昼飯はこれにしよう。2個を食べれば満腹を超えるに違いない」と考えた。
厨房のふたりが店へ戻ると同時に僕はその場を離れ、以降は社内のあちらこちらを歩いた。そして昼時に財布を持って店へ行くと、おむすびは既にして売り切れていた。おむすびは、明日も作るという。「明日こそは」と思う。
朝飯 隠元豆の胡麻和え、茄子の揚げびたし、生玉子、納豆、胡瓜の塩もみ、らっきょうのたまり漬、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、蛍烏賊の沖漬け、メシ、揚げ湯波とレタスの味噌汁
昼飯 「ふじや」の冷やし味噌ラーメン
晩飯 冷やしトマト、めかぶの酢の物、すき焼き、夏太郎らっきょう、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)