2022.8.18 (木) 感染、恐るべし。
子供のころは、シーラカンスを「シーカランス」と呼んでいた。赤坂は「アサカサ」としか言えなかった。子供といえども、いちど覚えてしまったことの修正は中々に難しい。
先日、人のウェブログを読んでいて「ウッ」と、音を伴わない声が出た。画像のすべてに「無断転載禁止」の注意書きを入れた「私はプロでございます」感の満ちたサイトに「カラトリー」の5文字はいかにも異様である。
“cutlery”を「カラトリー」を覚え込んでしまったが最後、そしてもはや大人になってしまっている以上、正しい解の言語中枢への上書きには外国語の習得と同じく、よほどの反復練習が必要だろう。
これまたいまだ子供のころ、まぶたを頻繁に開閉する人が身近にいた。それを真似するうち、僕にもその癖が染ってしまい、いささか苦労をした。今回も「カラトリー」と何度も書けば、その癖に感染する危険性は否めない。よってカトラリーを「カラトリー」と書くことは、これで最後にしたい。
朝飯 生のトマト、茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、「なめこのたまり炊」のフワトロ玉子、小松菜のおひたし、納豆、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、レタスの味噌汁
昼飯 白胡麻のつゆの素麺
晩飯 レタスと豆とブラックオリーブのサラダ、2種のパン、ズッキーニと鶏のソテートマトソース、桃、Chablis Billaud Simon 2015