2022.8.6 (土) 2度目の麺つゆ
先月25日の早朝に作った麺つゆは、まるで東京の藪系蕎麦屋のそれのように塩辛かった。それがようよう底を突いた。よって次の1リットルには新たな製法、新たな調合比を用いるべく、きのうメモに残した。
早朝、そのメモを調理台に置く。干し椎茸によるだしは昨夜から準備をしておいた。かえしには砂糖が含まれているものの、今朝は更に、15ccのスプーンに2杯のそれを足した。同量の酒も足した。かえしは前回から50ccを減らした。
「味見をしながらあれこれの調味料を微量ずつ加えていく。そうすれば理想の味が実現する」と家内は言う。しかし「微量ずつ加えていく」では、明確なレシピは残せない。もうひとつ、僕は一発勝負を好む。そうしてできあがった2回目の1リットルは、冷ましてから冷蔵庫に格納した。
昼、そのつゆで素麺を食べてみた。いまだ塩辛い。甘さも足りない。この1リットルは、せいぜい素麺を食べ、できるだけ早く使い切り、次の1リットルを作ることにしよう。
ところでここ数日は涼しい日が続いている。明日は立秋である。素麺に似合いの暑さが戻ってくれることを、僕は祈って止まない。秋は好きでないのだ。
朝飯 納豆、生玉子、めかぶの酢の物、唐辛子の炒りつけ、胡瓜のぬか漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波とパプリカの味噌汁
昼飯 茄子と乳茸のつゆによる素麺
晩飯 「京都蒸留所」の「季の美」(ソーダ割り)、ベビーリーフを添えたベーコンエッグ、ニンニクと唐辛子のスパゲティ、2種のパン、Chablis Billaud Simon 2015