2022.7.31 (日) いささかの寂寥
きのうは20時すぎに就寝した。目を覚まして時刻を確かめると、いまだ日の改まらない23時38分だった。輾転反側して2時間あまり。眠気は遂に訪れない。仕方なく起床して仏壇に花と水と線香を供え、日記に取りかかる。
日記は現在、5日分の在庫がある。そのうちの、既に完成しているおとといの日記を公開する。次に、文章のみ書けているきのうの日記に画像を加えて完成させる。本日、仕事上でし忘れては困ることをメモに残す。きのう隠居で撮った、SNSに使えそうな画像を専用のフォルダに移す。未知の人によるふたつのウェブログを巡回すると時刻は3時20分。かすかに、ではあるものの、眠気を感じたことを幸いとして寝室へ戻る。
気づくと外が明るくなっている。時刻は5時38分。これで今日も、充分な睡眠を以て仕事ができる。
昼食は前日に続いて、茄子と乳茸のつゆによる素麺。
笠の裏や軸から白い粘液をしたたらせることにより「乳茸」と呼ばれるキノコは、全国的には食べらていないと思う。食感の悪さから、関東北部でも、むかしは山で蹴飛ばされていたというはなしは本当だろうか。
乳茸はもっぱら、茄子と炒りつけたり、麺類のだしに使ったりする。夏の味である。もっとも夏も、中盤に差しかからなければ出ない。つまりこれを味わうころには、夏も峠を越えようとしている、ということだ。いささかの寂寥を覚えないわけにはいかない。
朝飯 トマトのサラダ、納豆、冷や奴、唐辛子の炒りつけ、柴漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、炒め茄子の味噌汁
昼飯 茄子と乳茸のつゆによる素麺
晩飯 Moët & Chandon Brut Impérial、パン其の一とトマトとオリーブのサラダ、パン其の二、「東京ぱすた日和」の「上澤梅太郎商店のなめことしその実の和風ソース」に納豆を加えたスパゲティ、桃、Chablis Billaud Simon 2015