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清閑 PERSONAL DIARY

2022.7.27 (水) その光へ向かって

1993年6月、西研究所の「マトリックススーパーシニア」という研修を受けた。そのとき、共に受講していた同級生ヨネイテツロー君に「ウワサワの休みって、いつだよ」と訊かれた。「出張とか、こういう研修の行き帰りとか…」と僕は答えた。「それも辛れぇな」とヨネイ君は目を大きく開いた。とにかく休みは研修や出張へ出かけたときの行き帰り、それ以外の日はほとんど仕事、という生活を何十年も続けてきた。そしてこれからも、それはしばらく続くだろう。

この歳でそのような生活を続けていくには、からだの手入れが欠かせない。伊豆での治療もそうなら、きのうの眼科の検診も、そして今日の歯科の検診も、またそのひとつである。

きのうの日記にも書いたことだが、会社を不在にする時間をできるだけ短くするため、きのうの眼科には15時30分、今日の歯科には9時の予約を入れた。東京の空気は乾き、風が吹いている。不快指数はきのうの日光よりよほど低いだろう。雲の動きが疾い。「あの雲の上を飛んで、南の国へ行きてぇな」と考える。

北千住から昼すぎの下り特急に乗る。それが下今市に着く直前になって、雨が車窓を激しく叩きはじめる。きのう駅には自転車で来た。会社に電話をしてクルマを寄こしてもらっても、駅の出口からクルマまで数メートルを歩いただけでずぶ濡れになりそうな豪雨である。

待合室で本を読みながら雨の収まるのを待つ。雨は55分後にようやく上がった。西の空の雲が切れて、その向こうに明るい光が見える。その光へ向かって自転車のペダルを踏む。


朝飯 “The Garden”の朝の定食
昼飯 「萬福」のひやしそばとりごま味
晩飯 生の胡瓜、柴漬け、昆布の佃煮、2種の茄子の味噌炒り、マカロニサラダ、刻みキャベツを添えたメンチカツとコロッケ、GILBEY’S VODKA(ソーダ割り)、古印最中、Old Parr(生)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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