2022.7.16 (土) ひさかたの
食堂の南東に面した窓から、ひさかたの朝の光が見える。その光は天球全体の面積からすれば、いかにも小さい。しかし光は光である。それを有り難く感じて屋上へ上がる。そしてニコンの一眼レフのレンズを東へ向けてシャッターを切る。
羽田からバンコクを経由してウドンタニー、ウドンタニーからチェンライへは夜行バス、チェンライからバンコクに戻ったらそこで2、3日を過ごし、深夜便で羽田へ戻る。この10日間ほどの旅を来春のはじめに行うこととして、航空券はいつ注文できるかを、先週より懇意の旅行代理店に問い合わせていた。そして今朝は、その返事がようやく戻った。提案された往路は以下。
NH877 羽田(00:50)―バンコク(05:55)
WE002 バンコク(07:10)―ウドンタニ(08:15)
しかしバンコクに着いてから次の便が出るまでの時間は僅々75分。スワンナプーム空港のMCTつまり最低乗り継ぎ時間の75分には収まるとはいえ、いかにも綱渡りだ。更に、チェンマイ、チェンライ、プーケット、クラビ、サイム、ハジャイとは異なって、ウドンタニーへ飛ぶにはバンコクで一旦、タイに入国する必要がある。荷物を極端に減らして機内持込にしなければ、この乗り継ぎはかなり危うい。
それにしても旅行社の手配係はなぜ、往路にNH877を選んだのだろう、TG6106つまりNH849なら羽田を00:05に発ってバンコクには04:35に着くのだ。こちらなら乗り継ぎに2時間35分を使える。それでも、いずれ半年も先のことだ。あれこれ摺り合わせてみることにしよう。谷口正彦が「冒険準備学入門」に書いたとおり、旅の楽しみのかなりの部分は事前の準備にあることだし。
朝飯 椎茸と筍と春雨の中華風炒め、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、揚げ茄子、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、豚もつと玉葱の味噌汁
昼飯 しょうがのたまり漬の牛しぐれ煮のおむすび、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、日光味噌のフリーズドライ味噌汁”with LOVE”
晩飯 もつ煮、ソーミンチャンプルー、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)