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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2017.4.17 (月) あとひと駅

「新宿駅で線路に人が侵入した」とのアナウンスがあって、西日暮里から乗った山手線が駒込で止まる。時刻は9時37分。ひと駅先の巣鴨で10時から用がある。車両内に立ち尽くしつつ「いっそここで降りてタクシーを使おうか」と考えるうち、運行再開のアナウンスが流れる。時刻は9時44分になっていた。胸をなで下ろし、そのまま巣鴨に至る

巣鴨から新御茶ノ水を経由して新橋に向かう。日比谷線が銀座まで来てドアが開いたところで「停電により銀座線と丸ノ内線が全線で運転を見合わせている」旨のアナウンスがプラットフォームから聞こえる。これまた目的地にひと駅と迫ったところでの頓挫である。そのまま地上に出て、徒歩で銀座8丁目を目指す

初見のとき親切にしてくれた店で買い物をし、数年前の恩をようやく返す。新橋に行くと、銀座線は復旧をしていた。よってこれで日本橋に移動をし、いつもあれこれお送りくださる二人にお返しの品を手配する。丸善で時間を調整し、またまた銀座線に乗って今度は末広町で降りる。

傘をさすほどでもない雨が降っている。次男と決めた時間より15分はやく夕食の場所に着く。甘木庵から歩いて向かった次男は間もなく店に入ってきた。夕食に要した時間は1時間と少々。焼酎のボトルはキープしてもらった。

前売りで買った浅草21:00発の切符を、その浅草で18時55分に払い戻す。乗車変更の時間は無いとのことで、その払い戻し金を握って改札口に行く。女の駅員はそのお金を自動券売機に入れ、19:00発の切符を素早く発券してくれた。

予定より2時間も早く帰宅する。家内は今日からしばらく留守になる。テレビを点けるとちょうど、家内の観たがらない「酒場放浪記」が始まったところだった。複数で茶々を入れながら鑑賞すればより面白いこの番組を、今夜はひとりで観る。そして入浴をして早々に就寝する。


朝飯 胡瓜と蕪の浅漬け、切り昆布の炒り煮、昆布と牛蒡と蓮根の佃煮、ごぼうのたまり漬(試作品)、じゃこによるお茶漬け
昼飯 「ドトール」のトースト、コーヒー
晩飯 「神田食堂」の冷やしトマト赤魚鯛の粕漬けハムエッグ「光酒造」の麦焼酎「博多小女郎」(ソーダ割り)

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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