2022.7.6 (水) 伊豆治療紀行(6回目の2日目)
伊豆に1泊しての2回の治療では、初日より2日目の方が、電子ペンによる痛みは少ない。それは、1日目の治療により患部が快復をするためと考えていた。しかし今回は、きのうより今日の方が辛さが増しているような気がした。とはいえ今日の治療も昨月までのそれとは異なって、随分と早く終わった。24時間の契約できのう13時に借りだしたレンタカーも、12時30分に返した。
伊豆高原13時20分発の熱海行きに乗り、新橋には15時29分に着いた。家内とは17時30分に伊東屋で待ち合わせることとして、いつもの床屋にかかる。散髪は数十分で完了した。
時間を調整するには、本屋へ行くことが最上である。「桜田小学校の跡地の向こうにTSUTAYAがあったな」と思いつく。「しかしTSUTAYAなら、ギンザシックスにもあったわ」と考え直す。
ギンザシックスのTSUTAYAでは、主に文庫本の、細長く置かれているところが好きだ。今日はそこに、ドナルド・キーンの著作が並べられていた。先般、石垣島では彼と徳岡孝夫による「三島由紀夫を巡る旅」を読んだ。きのう読み始めた中村安希の「食べる。」は既にして読み終えている。時間を調整するには、本を読むことが最上である。
貧乏性により、本はほとんど古書でしか買わない。しかし目の前の「思い出の作家たち」を取り上げ裏表紙を見ると、価格は430円だった。この値段なら、新品も古書も大して変わらないだろう。そう考えてこれを帳場へ運ぶ。次はそれを手に、おなじ階のフードコート”EATALY”で、同級生ウエキコータ君の会社「ルチアーノ」の製造とおぼしき塩レモンのアイスクリームを注文する。そしてこれを食べながら、手に入れたばかりの本を開く。
家内とは首尾良く17時29分に落ち合って、ちかくの中華料理屋で夕食を摂る。そして浅草19:59発の下り特急に乗り、22時前に帰宅をする。
朝飯 「ガスト伊豆高原店」の「よりどりバランス朝定食」、別添えの納豆
昼飯 「手鞠」のざる蕎麦(大盛り)
晩飯 「天龍」の冷菜の盛り合わせ、焼き餃子、広東焼きそば、焼酎「鏡月」(オンザロックス)