2022.6.26 (日) イズモ
きのうのいまだ暗いときには雨が降っていた。「これで果たして予報の通りに晴れるのだろうか」と疑問に感じた。その雨は明け方前に止み、以降は猛暑になった。群馬県のどこかでは、6月の最高気温を記録したという。
気象庁は梅雨明けを宣言しようかどうか思案中だという。「もう梅雨明けじゃないですか」と、東京国立博物館の前から乗ったタクシーの運転手は、上野の山から裏道を下りつつ、つぶやいた。「今日はお客さんのように、短距離でもタクシーに乗る方が多いですよ」とも教えてくれた。
四季のうちもっとも好きなのは夏だ。猛暑の予報が出れば心が浮き立つ。しかしてまた、猛暑が体力を消耗させることもまた確かだ。きのうほどではないにしても、今日もまた暑い。
18時より町内の役員、婦人会長、青年会長、育成会長が公民館に集まる。そして今夏の行事について打ち合わせをする。直近の仕事は八坂祭へ向けての会所の設置と子供みこしの組み立てである。会所に置く御神酒の注文は僕の担当にて、これは数日前に済ませている。初穂料も、早めに用意することにしよう。
新型コロナウイルスの蔓延により途絶えていた役員旅行は、状況さえ許せば今年の秋より復活させることとなった。「参考までに」とウカジシンイチ自治会長が、旅行代理店のチラシを読み上げていく。その中に「出雲」という言葉を聞いて「イ、イズモですか」と思わず声を漏らす。「飛行機だから」と自治会長は歯牙にもかけない。
「限られた時間内にできるだけ遠くへ行き、できるだけ多くの場所を見物しようとする」とは多くの団体旅行に見られるところではあるけれど、日光から出雲まで出かけてふたたび日光へ戻る行程を1泊でこなすとは、なまけ者の僕としては、驚き以外の何ものでもない。「1泊なら東京でいいじゃねぇか。何なら日光でもいいぞ」と思う。
朝飯 ミズの炒り煮、トマトサラダ、納豆、菠薐草のおひたし、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、グリーンアスパラガスの天ぷらとパプリカの味噌汁
昼飯 ざるラーメン
晩飯 鶏そぼろスープかけ素麺、「備前酒造」の「大納川天花純米吟醸」(冷や)