2022.6.11 (土) それもまた良し
「汁飯香の店 隠居うわさわ」の、本日朝一番のお客様にはお子さんが含まれるため、5歳になるリコの椅子を隠居に運ぶよう、家内には頼まれていた。よって朝礼を終えてすぐの8時すぎに、当該の椅子を隠居へ運んだ。
そのご家族がご来店になると、そのお子さんは家内の予想より年少でいらっしゃった。そのため今度は1歳のシンの椅子を持って来るよう事務室に連絡があった。僕は4階へ上がり、安全枠や安全ベルトを備えたそれを、これまた隠居に運んでリコの椅子は母屋へ持ち帰った。
1時間ほどするとまたまた連絡があって、昼前にご予約をいただいている別のご家族のお子さんは3歳で、シンの椅子では狭すぎるという。僕は持ち帰ったリコの椅子をふたたび隠居へ運び、使い終えたシンの椅子を母屋へ持ち帰った。
母屋と隠居との距離は約100メートル。椅子を抱えての往復600メートルは、結構な運動である。しかし僕はこの労働を、むしろ喜んでこなした。子供には、良い経験をできるだけ多く積ませるべし、そしてそれを助けることは大人の責務と思う。
後の報告に拠れば、昼前にご来店のお子さんは子供用の椅子を頑として拒み、大人とおなじ椅子で食事を摂ったという。それもまた良し、である。
朝飯 生のトマト、炒り豆腐、茄子とピーマンの油蒸し、鮪の角煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、ブロッコリーと茗荷の味噌汁
昼飯 カレーライス、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」
晩飯 トマトと干しぶどうのサラダ、オールドイングランド、「東京ぱすた日和」の「上澤梅太郎商店のなめことしその実の和風ソース」のスパゲティ、Chablis Billaud Simon 2015