2022.6.3 (金) 強制終了
大勢のお客様を座敷に招き入れ、上澤梅太郎商店までいらっしゃった経路をお訊きしていく。そしてそれぞれの交通手段に応じて、その経費を補填するクーポン券を、次から次へとお手渡ししていく。他に、お客様へは様々なお楽しみをご用意している。時は2023年正月。そういう夢を見ながら目を覚ます。この夢は、僕に何かを示唆するものだろうか。
緊急事態宣言も、またまん延防止等重点措置も発出されていない黄金週間は3年ぶりのものだった。人の出は随分と多かった。その後も週末のお客様は少なくない。しかし平日は依然として静かだ。もっとも静かなのは店だけのことで、事務係と製造係、そして包装係は忙しい。それは、地方発送のご注文が多いことによる。
午後、今日は休みだった包装主任のヤマダカオリさんが急遽、出社をする。あちらこちらを見まわり、段取りを済ませてから事務室に来て、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」にお出ししている商品のうち、一部は来週の月曜日にならないと完成させられない旨を伝えられる。
夕刻、実店舗では6月19日まで限定、ウェブショップでは6月18日必着限定の「ナッツとドライフルーツのたまり漬」を肴にしてオールドイングランドを飲む。僕はナッツはみずから進んでは食べない。そういう僕からしても、これは美味い。先日、1本を試し買いされたお客様が、すぐに予約のお電話を下さり、翌日は30本を取りに見えた。その気持ちも分からないではない。僕もまた90グラム入りのすべてを食べてしまいかねないため、その「やめられない、止まらない」気持ちに強制終了をかけて、夕食へと向かう。
朝飯 ミズの炒り煮、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、納豆、炒り卵、蕪と胡瓜のぬか漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、若布と玉葱の味噌汁
昼飯 「ポポラマーマ」の生スパゲティの「野菜とやわらかポークのラタトゥイユ風ソース」かけ
晩飯 「ナッツとドライフルーツのたまり漬」、オールドイングランド、トマトとレタスのサラダ、茹でたブロッコリーを添えた豚のソテーマッシュルームソース、孫のシンが食べ残した葡萄パンの焼き直し、TIO PEPE