2022.5.20 (金) 歴史、日常、土着
3月5日から今月16日までの「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお客様を名簿に入力する仕事はきのう完了した。同店の営業日は毎週の土日月だ。これからは、その3日間のお客様は直後の火曜日に入力しようと心に決める。もうひとつ、僕の事務机には書類が積み重ねられていて、使える空間は狭い。その狭いところで根を詰めた作業をすると肩が凝る。
「タバコも止めたいとは思っているんですが」と言った男に「今、止めろ」と詰め寄ったオバサンがいる。「いつやるのか、今でしょ」である。よって本日午前、机上の左右に積み重ねられていた書類を残らず処分する。
ところでこの2か月の隠居のお客様をコンピュータに整えながら「そういえば…」と、そのお客様のことを思い出すことがままあった。東京にお住まいの、ラテン系のお名前を持つお客様は”Really great place with delicious authentic food”との感想を残してくださった。このお客様がインターネットを通じてご予約をくださったときには「当日その時間は畳に座る式の部屋のみご用意できます」と僕はご返事をした。しかし心配は無用だったのだ。というか、自分も海外へ行けば、その土地の歴史や日常や土着を求めるではないか。
2020年の春以降、極端に絞られている国境が、ふたたび開かれようとしている。伝統家屋と日本の朝食をお楽しみくださるお客様の、更に多くなることを僕は願っている。
朝飯 菠薐草のソテーを添えたベーコンエッグ、牛蒡と人参のきんぴら、ひじきと梅肉のふりかけ、明太子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、豆腐と万能葱の味噌汁
昼飯 朝のおかずを流用した弁当
晩飯 「和光」のお通しのゲソのたらこマヨネーズ和え、温玉サラダ、刺身盛り合わせ、おしんこ盛り合わせ、麦焼酎「吉四六」(オンザロックス)