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清閑 PERSONAL DIARY

2022.5.12 (木) どうということもない。

東京の2ヶ所と日光を繋いでのリモート会議のため隠居へ行く。周囲と隔絶された隠居であれば、電話や来客により会議を中断させられる心配はない。

隠居の庭は新緑が目に眩しい。満開だった藤はそろそろ花を散らせつつある。サツキは相変わらず元気だ。水辺に花菖蒲が咲くのは今月の下旬。紫陽花の紫色が見られるようになれば、梅雨も全盛、ということになる。

昼食をはさんで、年に1度くらいしか来られないカネヒラケンジさんと、またまた隠居で会議と打合せ。会社に戻ると閉店の17時30分が近かった。

社内の通路に孫の姿が見える。1歳5ヶ月になるシンが僕を指さし「ジジッ」と声を発する。「はーい」を返事をすれば駆け寄ってきて、身振りで抱けという。抱き上げると製造現場を差して「アジッ」と言う。「あちらへ連れて行け」ということなのだろう。しかしそれにつき合っているヒマはない。母親のモモ君に手渡すと「キャー」と叫んで彼は不満を現した。

「おじいさん」と「あちら」は、英語でこそ言えるものの、タイ語となると、僕には無理だ。タイ語には妙に厳密なところがあって「おじいさん」は父方と母方で呼び名が違う。「ここ」と「どこ」は知っていても「あちら」や「そちら」は覚えていない。

生まれて1年と5ヶ月で未知の言葉を解し始め、ほどなく話しも始める赤ん坊の能力には、驚く他はない。それにくらべて当方は衰えゆくばかりである。もっとも「私もまだまだ」などと頑張らない方が世のため人のため、ということもあるから、別段、どうということもない。


朝飯 納豆、目玉焼き、茄子とピーマンの日光味噌「辛ひしお」炒め、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、ひじきと梅肉のふりかけ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、帆立貝の天ぷらと万能葱の味噌汁
昼飯 「鳥よし」の焼鳥丼定食
晩飯 ニース風サラダ2種のパンマッシュルームと菠薐草とベーコンのソテーを添えた鯛のバターレモンソースオールドイングランドシフォンケーキ、Old Parr(生)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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