2022.5.7 (土) 次に読むべきは
活字中毒でありながら、本はほとんど公共交通機関での移動中か、飲み屋、食堂でしか読まない。家で本を読まなくなった理由はふたつ。いつの間にか早寝早起きになって、寝床に本を持ち込まなくなった。もうひとつは、インターネットの出現である。
僕が好き勝手にしていられるのは早朝のみ。その時間に活字を読もうとすれば、紙に印刷された文字よりも、コンピュータのディスプレイに浮かぶそれの方が鮮やかだ。紙の本を電子書籍に変えれば、ふたたび家で本を読むようになるかどうかは、試していないから分からない。
新聞は多く、昼食を摂りながら読む。日本経済新聞土曜版の楽しみのひとつは読書面だ。本日の「リーダーの本棚」は法務大臣の古川禎久。彼の座右の書は西郷隆盛の評伝「永遠の維新者」。そして愛読書の2番目に勝海舟の「氷川清話」があった。
「氷川清話」で勝が激賞する人物は西郷隆盛ただひとりと言って過言ではない。勝は西郷を褒めて褒めて心酔し、懐かしみ、そして惜しむ。その勝の認める西郷の伝記は勝田孫弥によ「西郷隆盛傳」だ。「買おうか」とも思うが慶応生まれの人の日本語を酒を飲みながら読めるかどうかは疑問だから、今はその物欲を抑えている。
ところで「氷川清話」は本日、ようやく362ページに至った。次に読むべきは、勝小吉の「夢酔独言」だろうか。
朝飯 生のトマト、納豆、ウインナーソーセージとピーマンのソテー、めかぶの酢の物、シイタケのたまり炊、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 「ふじや」の味噌バターラーメン
晩飯 お好み焼き、ゆで玉子とスナップエンドウのサラダ、切り干し大根と人参の炊き合わせ、焼き鮭、じゃがいもと菠薐草の味噌汁、「齋彌酒造店」の「雪の茅舎秘伝山廃純米吟醸」(冷や)、孫が作ったいちごのパイ、チーズケーキ、Old Parr(生)