2022.5.3 (火) 知らなくても分からなくても
このところ、1日の中で僕のもっとも好きな景色、すなわち夜と朝のあいだの空、というものが見られない。これまでの空には夜、夜と朝のあいだ、朝、という明確な色分けがあった。しかしこのところは、夜は薄ぼんやりとした表情のまま、いつの間にか朝になる。
このようなとき、うっかり気象や天文の専門家に「どうしてでしょうね」などと訊けば、嬉々として微に入り細を穿ち、延々と説明をしてくれるに違いない。すると当方は余計に分からなくなるから、敢えて分からないままにしておく。
一体、と、ここに「一体」のふた文字を持ってくるのは古典的な用法と思うけれど、僕の日記には「知らない」とか「分からない」という言葉が多い。そしてそれを恥じない。知らなくても分からなくても、どうでも良いのだ。
それはさておき黄金週間の繁忙の頂点は、今日にあるだろうか。難しいのは明日あさっての製造計画である。こどもの日は木曜日。その2日後にはまた週末が来る。とはいえ商品は、作りすぎてもいけない。いずれ包装係のヤマダカオリさんが、良い塩梅に考えてくれるだろう。
朝飯 春菊の白和え、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、納豆、グリーンアスパラガスの焼きびたし、蕪と胡瓜のぬか漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、こごみの天ぷらと若布の味噌汁、イチゴ
昼飯 まぜそば
晩飯 「あづま」のサラダ、チキンカツ、大根と胡瓜のぬか漬け、ごはん、味噌汁、日本酒(燗)