2017.4.8 (土) 春の大祭
早朝、窓を開いて外の様子を窺う。地面は濡れているものの、雨の勢いは強くない。花火が上がる。時刻は6時。総鎮守瀧尾神社の春の大祭を報せる花火である。
「上澤」と急ごしらえの名札を付けた赤い傘を差して、霧雨の日光街道を、神社を目指して歩いて行く。参道には既にして、今年の当番町である仲町はじめ各町内の自治会長、神社総代、神社世話人、また金棒曳き、稚児、その世話をする母親たちが集まりつつあった。二の鳥居の奥では、白張りの役を担う人たちが三々五々、行列の編成を待っている。
瀧尾神社の大きなお祭は、春と夏に催される。春のそれはもっとも正式のもので「宮司一拝」から「撤饌」までの神事は1時間ちかく続く。関係者で満たされた本殿から降りると、先ほどまでの霧雨はきれいに上がっていた。とても有り難い。
日光市今市地区の旧市街をおよそ8キロに亘って歩く渡御の行列は、この天候の回復を以て、予定されたとおり、10時15分に出発をした。残された来賓と責任役員は、それを見送って社務所に入る。直会に先立ち僕は、責任役員として挨拶をさせていただく。
責任役員とは、神社のことにつき、氏子をはじめ各方面にお願いをする役と考えている。いまや戸数のそれほど多くなくなった仲町が人をやり繰りし、当番町を引き受けてくれたことは、本当に感謝に堪えない。明日の屋台の繰り出しが完了すれば、仲町の人たちの気持ちも隨分と楽になるだろう。
そうして雨上がりの日光街道を下って会社に戻る。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の淡味炊き、巻湯波の炊き物、たまり漬「刻みザクザクしょうが」、きのうの「やじOA大会」で支給されたおむすび、トマトと蕪の葉の味噌汁
昼飯 「ふじや」の味噌ラーメン
晩飯 ポテトサラダ、エリンギとブロッコリーのソテーとスパゲティを添えた鶏もも肉のオーブン焼き、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”