2022.4.17 (日) 春眠不覚暁
「春眠不覚暁」とは中国古代の詩人のみでなく、万人の経験するものなのだろうか。きのうは21時40分に寝に就いた。その時間に寝れば3時台に起きられる。しかし今朝、目を覚ましたのは4時26分だった。7時間も眠り続けるとは、この齢にしては珍しいことと思う。
孟浩然の「春暁」は「花落知多少」で終わる。「多少」は日本では少ないことを意味するが、中国では逆に多いことを意味すると、高等学校のとき古文のヤマグチヒカル先生に教わった。そのときのテキストは杜牧の「江南春望」で、当該の個所は「多少楼台烟雨中」である。
僕はこの唐代の詩が好きだ。とはいえ暗唱はできない。中学2年のときには、三島由紀夫の辞世2首を、テレビのニュースを見ただけで覚えられた。しかし冴えていたのはそのころまでで、それを過ぎると僕の脳は坂を下り始めたのだ。
同級生で学者のアリカワケンタロー君は英語の苦手な弟子に、中学3年間の英語の教科書すべてを暗記するよう命じた。それに応えた弟子は以降、英会話が不自由でなくなったという。義務教育とは、良く言ったものだと思う。
朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、納豆、焼き鮭、メカブの酢の物、沢庵、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬、メシ、トマトと若布と揚げ湯波の味噌汁
昼飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、焼き鮭、沢庵、柴漬け、塩鰹のふりかけのお茶漬け
晩飯 トマトサラダ、筍と椎茸の中華風、揚げ春巻き、鮭の酒粕味噌漬け焼き、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)