2022.4.11 (月) 時あたかも
「汁飯香の店 隠居うわさわ」は朝ごはんの店だ。朝ごはんのおかずは酒の肴としても具合が良い。そのため数種類の地酒をご用意している。とはいえ13時オーダーストップという営業時間、およびお客様のほとんどがクルマでいらっしゃることにより、お酒が求められることは珍しい。先月26日のお客様は、その珍しい例だった。
時あたかも花見の季節である。いまだ肌寒ければ燗酒。それをきこしめして体が温まれば冷酒。複数人数による会食であれば、燗酒と冷酒が入り交じって、ややこしいことになる。そのような可能性を考えれば、隠居の酒器は圧倒的に足りない。そういう次第にて、今朝は4階の食堂と隠居のあいだを往復して、適当と思われる器を補充した。
天気は今日も晴れ。きのうは湘南に海水浴客が押し寄せたという。日光もすこし動けば汗ばむ陽気にて、お盆を4階へ戻したところで氷水を用意する。本棚からは高橋義孝の随筆集を持ち来る。そしてこの季節には必ず読むことにしている「春の弥生は」を今年も読む。
朝飯 ポテトサラダ、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、肉じゃが、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、沢庵、メシ、菠薐草の味噌汁
昼飯 「ふじや」の野菜麺
晩飯 トマトとレタスと胡瓜のサラダ、カレーライス、らっきょうのたまり漬、春子漬け、Old Parr(ソーダ割り)、プリン