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清閑 PERSONAL DIARY

2022.2.11 (金) 巷間言われているように

昨晩は、僕としては遅い23時に寝に就いた。二日酔いのような気分の悪さがあり、寒気もした。よっていくらかの尿意は覚えていたものの、寝室の隣にあるにもかかわらず、便所には行かないまま布団に入った。

寝台に仰向けになった僕を、大勢の友だちが取り囲んで看病している。そんな夢を観ながら目を覚ます。枕の下のiPhoneを取り出す気力もなく、まして起きようとする気勢は更に無い。体がだるい。腰が痛い。鼻が詰まっている。熱もありそうだ。

ようよう寝台から起き上がって洗面所のドアを押す。戸棚の上のデジタル時計は0時57分を指していた。目を覚ましてから30分は経っていたと思う。

応接間に続く廊下の本棚の引き出しを開け、旅行用の薬袋を取り出す。この中には、過去に処方されたカロナールがあったはずだ。それを探して食堂のテーブルに置く。カロナールは200mgのものだった。「鎮痛解熱 1回に2コ 4~6Hあける。空腹は避ける。コレは効く」と、僕のメモが貼りつけてある。体温を計ると38.2度だった。よってメモに従ってそれ2錠を、ぬるま湯と共に飲む。そして点鼻薬を噴霧し、寝室に戻る。20分ほどすると、先ほどまでの辛さは消えた。以降は浅く眠ったり目を覚ましたりを繰り返しつつ朝を迎える。

朝食は味噌汁だけにした。かなり楽になっているため、体温を測るとしかし、深夜とおなじ38.2度だった。カロナール200を2錠、服用する。寝室へ戻って10時まで横になり、食堂に来て軽食を摂る。

この日記を遡って昨年5月24日と6月14日の、ファイザー製のワクチンを打ったときの様子を振り返ってみる。1回目は副反応なし、2回目は38.1度の発熱。しかしその症状は今回より隨分と軽かった。巷間言われているように、副反応はやはり、モデルナ製ワクチンの方が強いのだろうか。6月14日にはまた、カロナール300mgを処方に従って3コ服用に及んでいた。「なんだ、だったら昼に熱が下がらなかったら、そのときには300を3発いくか」と考える。

13時の体温は38.0度。一見して「この量は無理だ」と思われたうどんを、汁を残して平らげる。おなじカロナールでも300mgのそれは、食堂のテレビ台の引き出しに見つかった。よってこれを3錠、服用する。

午後は、いつの間にか眠り入り、目を覚ますと辺りは暗くなっていた。嫁のモモ君と孫ふたりはモモ君の実家に行っているから、食堂は静かだ。鍋の厚揚げ豆腐と豚肉、そして野菜をすこしばかり食べ、早々に寝室へと戻る。体温は37.2度まで下がった。よって解熱剤は飲まなかった。腰の痛みだけはいかんともし難い。


朝飯 豆腐と菠薐草の味噌汁杏仁豆腐、バナナ
昼飯 うどん
晩飯 厚揚げ豆腐と豚肉と白菜と榎茸の鍋


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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