2022.1.24 (月) 「総」と言われても
午前、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に納品を終えて出てきたところで「イヨーッ」と声をかけられる。目と鼻の先に住む、同級生のタイマサヒコ君だった。
「元気? 今なにしてるの?」
「来月に退職で、今は有給休暇の消化中」
「で、その後は、引退?」
「うん。もう、なーんもやんねぇ」
「それも人生だ。いいじゃねぇか」
快活に笑うタイ君に、僕は心の底から同意をして答えた。
1970年代まで、勤め人の定年は55歳だった。業種によっては58歳のところもあった。その歳で上がっても、悠々と余生を送れた。「一億総活躍社会は構わないけれど、オレだけはその『総』から外してくれ」と思う。
19時前に、2合2勺つまり400ccの容量を持つ徳利にウイスキーを注ぐ。先週の200ccはすこし多すぎた。よって今夜は150ccに留めた。それに水を足し、燗を付ける。この時期はどうも、ワイン以外の酒はすべて、温かくして飲みたい。いつごろまでそうしたいかといえば「水ぬるむ」の頃までだろう、多分。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、焼き鮭、榎茸のおひたし、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトとピーマンの味噌汁
昼飯 ピーマンと長葱と塩鰹のふりかけのスパゲティ
晩飯 トマトとレタスと胡瓜のサラダ、カレーライス、らっきょうのたまり漬、Old Parr(水割りのお燗)、苺