2017.3.27 (月) 4月になれば
5時30分、洗面所の遮光カーテンを指先でずらして外の様子を窺う。店舗の瓦屋根が、薄く雪に覆われている。駐車場は、地面が見えている。「積もってなくて助かった」と胸をなで下ろしつつ食堂へ行き、湯沸かしポットのスイッチを入れる。
間もなく止むだろうと思われた雪は、しかし朝食を摂るうち勢いを増してきた。そして事務室のシャッターを上げる7時20分のころには、大きな牡丹雪が、空から絶え間なく落ち続けるほどになった。
長男と社員は店の駐車場と歩道の雪を8時30分までかき続け、また融雪剤を撒いた。雪はやがて雨に変わり、その雨も午後には上がった。
「日本は、春」とは、今月19日の日記の題名である。「早々にクリーニングに出そうと思う」と書いたベストは、その直後から冬の寒さが戻ったため、今もまだ着ている。スタッドレスタイヤのノーマルタイヤへの交換も含めて、4月になれば、それらは可能だろうか。
桜の花に雪の積もるようなことは、確率からして、そうはないように思う。
朝飯 玉子焼き、ほうれん草のおひたし、納豆、鰯の梅煮、筍とぜんまいと油揚げの炊き合わせ、梅干し、牛蒡のたまり漬(試作品)、生のトマト、メシ、若布と万能葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「やぶ定」の酒肴あれこれ、盛り蕎麦、4種の日本酒(冷や)