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清閑 PERSONAL DIARY

2022.1.1 (土) 元旦

起床は3時12分。朝の静かな時間は何ものにも代えがたい。

7時に家内、長男、きのう帰省した次男、孫のリコに僕を加えた5人で如来寺のお墓へ行く。昨年の元旦には水場が凍りついて水が出ず、供華のための水はコンビニエンスストアで買った。それを家内が覚えていてくれたため、今朝は瓶に詰めた水を持参した。

雪の積もる朝は、昨月28日から数えて今日で3日目になる。マッチを擦ろうとする指先はかじかんで、蝋燭の火はすぐに消える。仕方なく新聞紙をもやし、そこに近づけてようやく線香に火を点ける。

道の駅「日光街道ニコニコ本陣」への、開店前の納品は長男と行う。これが思いのほか長引いて、家の仏壇、神棚、お稲荷さん、水神、地神の5個所に雑煮を供えることは、次男に電話で頼んだ。

1月1日の朝は、いつもひもじい。9時がちかくなるころに、ようやくお雑煮にありつく。道の駅への本日2回目の納品を済ませて後は、寝室に入ってしばし休む。

10時45分に家族全員、数えてみれば総勢7人にて、先ずは瀧尾神社へ赴く。そして昇殿をして祈祷を受ける。そこから今度は追分地蔵尊に回り、こちらでも無病息災を祈る。昼食は抜いて、午後はまた寝室で休む。

16時に起きて、道の駅に本日3回目の納品をする。要冷蔵の新鮮な商品は、小まめな補充を必要とするのだ。17時30分より製造現場に降りる。そして明朝、包装係が出勤するなり仕事に取りかかれるよう、段取りをする。

世間の大部分が休んでいるときに働くことを、僕はいとわない。医療や介護の従事者、人の命を救うために働く公務員、また宿泊業の人たちにくらべれば、僕の今日の仕事など、どうということもない。

18時すぎに食堂へ戻り、ことし初めての酒にありつく。風呂の湯は夕食の前に溜めておいた。そして21時すぎに就寝する。


朝飯 蒲鉾、鯛の酢締めの昆布巻き、伊達巻き、たぐり湯波の淡味炊き田作り黒豆「久埜」の栗きんとんお雑煮
晩飯 蛸のマリネ、蒲鉾、鯛の酢締めの昆布巻き、伊達巻き、すき焼き「松瀬酒造」の「松の司特別純米酒」(冷や)「鶴屋安藝」の「利休饅頭」、Old Parr(生)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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