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清閑 PERSONAL DIARY

2021.12.26 (日) これ以上は

終業後、誰もいない事務室で焦燥を深めている。電話が鳴る。受話器を取り、先方の意図や望むところを紙に覚え書きする。会話を終えて更に要点を書き足そうとしているところに次の電話が鳴る。その繰り返しにて、どれもこれも中途半端なまま、また電話が鳴る。そして「先ほどのことはどうなったか」と訊かれる。訊かれても、何もできていないのだから、何も答えることはできない。

日光市今市の中心部が、どこの国から来たとも知れない人たちに制圧され、異様に静まりかえっている。用があって近所のお宅を訪ねようとする、ただそれだけのことに、異常に神経を研ぎ澄ます。目をつけられれば、どこに拉致をされるか分からない。その静かな街を、僕はひとりで歩いている。

これらふたつの、あまり面白くない夢から覚めると時刻は0時40分だった。いまだ4時間も眠ってはいないだろう。そのまま静かにしていても、眠気は訪れない。そして3時11分に起床する。

目覚めは良くなかったものの、日中は穏やかに過ぎた。ただし気温は急降下だ。いよいよ冬らしくなってきた。今月18日の日記に書いたような雪の予報が、また出されている。数年に1度の強烈な寒波が特に日本海側を襲い、東京にも初雪が舞ったと、テレビは伝えている。北へ15キロ離れた鬼怒川温泉の方から来るクルマはおしなべて、屋根やボンネットに雪を載せている。「これ以上は降らないでくれ」と祈るばかりだ。


朝飯 鶏の蒸し焼き、揚げ湯波の甘辛煮、トマトとブロッコリーのバター蒸し、壬生菜漬け、納豆、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、なすのたまり漬のからし和え、メシ、けんちん汁
昼飯 納豆、揚げ湯波の甘辛煮、揚げ玉、壬生菜漬け、なすのたまり漬のからし和え、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
晩飯 トマトとレタスとモッツァレラチーズのサラダパンあれやこれやポトフChablis Billaud Simon 2015


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

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