2021.12.22 (水) カボチャとユズふたたび
門松は、日柄を選んで届けられる。良い日の筆頭は大安である。昨年、門松は12月18日に置かれた。今年はそれより4日遅れの本日、店の前に飾られた。
いつまでが松の内か、ということは地方により異なる。日光におけるそれを僕は知らないものの、上澤梅太郎商店は、門松は新春15日まで置く。できるだけ長く置いて、1日あたりの単価を下げようという魂胆である。
オヤジが亡くなったのは2005年11月20日。そのとき「喪中に門松など出したら世間に嗤われますよ」と、ある人に言われた。よって門松は飾らなかった。年が明けると「どうして今年は門松が出ていないんですか」と、別の人から言われた。
「あちらを立てればこちらが立たず」は世の常。とはいえ「家と商売は分けて考えるべき」との、後者の意見に僕としては気持ちが傾いた。以降は何があっても毎年、門松を飾り続けている。
きのうは南瓜のプリンを食べろと言った家内が、今夜は南瓜の天ぷらを揚げた。僕はその南瓜を避けて、他のものを食べた。風呂には柚3個が浮かんでいた。今年の冬至は21日と、早とちりをしたらしい。
朝飯 揚げ湯波の甘辛煮、菠薐草の胡麻和え、紅白なます、納豆、鮭の味噌粕漬け、胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、なすのたまり漬のからし和え、メシ、けんちん汁
昼飯 ラーメン
晩飯 めかぶの酢の物、マカロニサラダ、蒲鉾、なすのたまり漬のからし和え、天ぷら盛り合わせ其の一、其の二、盛り蕎麦、「菊水酒造」の「酒米菊水純米大吟醸原酒」(冷や)