2021.12.21 (火) hot lemon
僕の仕事といえば、早朝に製造現場へ降りてするささいなこと、日中は道の駅の売り場の掃除と納品、電話番、諸々の連絡と調整、販売の補助、キャッシュレジスターの精算と釣り銭の準備くらいのものだ。頑張っているのは僕以外の皆である。そのような中で、師走も残り3分の1のところまでこぎ着けた。
この20日間に起きた諸々の問題は、そのほとんどを覚え書きに残してある。これらは来年の師走に生きてくる。大切なのは、問題が解消された後も、その問題を覚えていられるかどうか、だ。まぁ、僕が忘れても、他の誰かが覚えていてくれるだろう。
南瓜のプリンを食べろと、夕食の後に家内が言う。「芋たこなんきん」を、とかく女の人の好むものと最初に書いたのは西鶴らしい。僕は蛸は好む。しかし薩摩芋と南瓜は「甘い」というその性質により好まない。そう言いながら、それらで作った菓子は喜んで口にするのだから矛盾している。
そうして南瓜のプリンを平らげ、風呂に行くと、お湯には柚が浮かんでいた。おばあちゃんは柚を木綿の袋に収めたが、家内は丸のまま、である。「柚は搾って砂糖を加えて、ホットレモンのようにしても美味そうだよな」と考える。
ホットレモンはネパールではよく飲まれるが、日本では見たことがない。「明日あたり、飲んでみようか」と考えるものの、多分、飲まないまま季節は春になるだろう。
朝飯 クリームシチューかけごはん、なすのたまり漬のからし和え、菠薐草の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 スパゲティナポリタン、Chablis Billaud Simon 2015、バナナとホイップクリームを添えた南瓜のプリン、Old Parr(生)