2021.12.20 (月) いつになる
本日、製造顧問のフクダナオブミさんが、勤続29年7ヶ月を以って職を退いた。満年齢63歳。上澤梅太郎商店の就業規則に照らせば、いまだ働き続けることのできる年齢である。しかし来春1月から年金が受け取れるため、もう良いのだという。
フクダさんは、学年は僕のひとつ下。入社は共に1982年。1990年代の半ばくらいまでは、二人三脚のようにして仕事をしていたこともあった。フクダさんが部長として製造現場の責任者になったのは2010年8月。以来11年のあいだ、品質の向上と製造行程の合理化に努めてくれた。フクダさんの先輩のアオキフミオさんと共に、持てる知識と技術のすべてを次世代へ伝えてくれたのも、大きな功績である。
それにしても、今年かぎりでの引退とは、大いに羨ましい。フクダさんの趣味は、家庭菜園と料理と適度な飲酒活動だろうか。フクダさんの隠退生活が、健やかで楽しいことを祈るばかりだ。
ところで僕は、小学生のころより隠遁生活に憧れていた。しかしいまだ人生から降りられずにいる。僕が仕事から解放されるのは、いつになるだろう。
朝飯 マカロニサラダ、赤魚の煮つけ、納豆、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、なすのたまり漬のからし和え、メシ、白菜と若布の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「大昌園」のあれや、これや、それや、ほか、あれこれ、麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)