2021.12.14 (火) その方が良いに決まっている
早朝、インターネットの大海を泳ぐうち、気になる名前を見つけた。その人は本も書いていた。amazonで検索をすると、11年前に出た1,430円の本に4,054円の値が付いている。よってもうすこし範囲を広げて探してみる。するとmercariに300円で出ているものがあった。送料の必要なamazonの古書とは異なって、メルカリの価格は送料込みである。「購入手続きへ」の赤いボタンを即、クリックしたことは言うまでもない。
その余勢を駆って、いつかは買わなくてはならないと前々から考えていた本を検索する。こちらは定価が4,620円のところ、amazonの古書の最安値は4,200円。送料を含めれば、新品とほぼ変わらない。「ちょっとなぁ」と、別の結果を求めると「日本の古本屋さん」に1,500円のものが見つかった。メール便の送料を入れても1,698円。これまた即、赤い「かごに入れる」ボタンをクリックする。
「どんな人が触ったか知れない」と、オフクロは古書には手を出さなかった。僕が古書を好むのは「中味が一緒なら、安い方が良いに決まってるじゃねぇか」という理由による。もうひとつ、僕は本は多く、出先で読む。それは戸外であったり、あるいは飲み食いをしながらだったりする。必然的に、汚すことが多い。古書なら汚しても、心はそれほど痛まない。
注文した2冊のうち300円の方は、届くなり開いて、見て、読んで、今後の参考にするだろう。1,500円の方は、次の旅に備えてのものである。
朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、刻みキャベツを添えたハムエッグ、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草と若布の味噌汁
昼飯 長葱のつゆで食べるうどん
晩飯 「魚登久」の酒肴其の一、其の二、其の三、其の四、其の五、鰻重、肝吸い、漬物盛り合わせ、8種の日本酒(冷や)