2017.3.24 (金) 過信と反省
「花粉症で喉はイガイガ、目は痒い」と、朝のテレビで誰かが言っていた。僕の喉も今朝からいがらっぽい。「これも多分、花粉のせいだろう」と、テレビで聞いたこともあって思い込んでいた。しかしその喉の違和感は次第に強くなり、昼すぎには「これは花粉のせいではなく、風邪の症状なのではないか」と感じ始めた。
14時にセキネ耳鼻科へ行く。案の定、喉が少し赤いと先生は言う。「うがいをすれば治る」などとそのまま帰されては堪らないから「できるだけ強い薬をください」と頼む。風呂上がりに、腰にタオルを巻いただけの姿で、食堂でうたた寝を繰り返したことが悪かったのだ、多分。
インフルエンザで寝込む人が周囲に増えるたび「オレは頑健だ」と、根拠の無い自信にひたってきた。しかし過信をすると、今回のようなことになる。旅先で、いきなり具合の悪くなる可能性も、加齢と共に高くなるだろう。
浮き石に気をつけながら、山のガレ場を一歩、また一歩と登っていく。実際には、そのような気持ちと態度で生活をしなければいけないのだ。それを分かっていながらいつの間にか忘れてしまうのは、人間の持つかなしみのひとつである。
朝飯 納豆、ウインナーソーセージとキャベツのソテー、目玉焼き、焼きトマト、独活のきんぴら、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、玉葱と三つ葉の味噌汁
昼飯 朝飯のおかずを流用した弁当
晩飯 若布とチョレギのサラダ、もやしナムル、キムチ鍋、黒糖焼酎「浜千鳥乃歌」(お湯割り)