2021.12.8 (水) 作れと言いながら自分は買わない
毎朝、起きて最初にする行為は、パジャマから服に着替えることだ。しかしまぁ、こういうところから書き始めては、小学生の日記になってしまう。それでも続けてみれば、洗面を済ませると、何よりも先に仏壇の前に進み出て、その扉を開く。
仏壇の花は、朝と夕に水を換える。冬の花は、室温の低さにより、夏より格段に日持ちがする。それにしても、いま供えてある、家内が森友地区の農業協同組合で買った花は、異常なほど保っている。1週間は楽々と越えて、そろそろ10日に達するのではないか。
その花の、今朝も水を換えて仏壇の向かって左手に置く。次に蝋燭に火を着ける。今朝のマッチは、その軸が右手の親指と人差し指に巻かれたバンドエイドに粘着し、その結果、火消し壺に入らず脇に落ちた。軸に燃え続ける火は、息を強く吹きかけて消した。
仏壇の火が元で火事になり、焼け死んでしまう人がいる。脳や体の動きが緩慢になって以降は、蝋燭や線香には触らない方が無難だろう。
東アジアから東南アジアにかけての仏壇には、蝋燭の代わりとしての赤い電飾が目立つ。一方、線香は、おなじ地域においても蝋燭の火がなければ供えることはできない。
緑色の細長い棒の先端のみが赤く光る電気式の線香を、誰か売り出してくれないか。そう言いながら、自分は買わないと思うけれど。
朝飯 トマトのオムレツ、筑前煮、納豆、菠薐草の胡麻和え、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、なすのたまり漬のからし和え、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 「セブンイレブン」のサンドイッチ、ホットミルク
晩飯 白菜キムチをのせた冷や奴、鮪の刺身の「朝露」漬け、めかぶの酢の物、蕪の浅漬け、3種のかまぼこ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なすのたまり漬のからし和え、鶏肉と椎茸とシメジの「梅太郎赤味噌」炒り、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)