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清閑 PERSONAL DIARY

2021.11.14 (日) すべきことの半分は

朝、会社の敷地内を見まわりながら、蔵と隠居のあいだの交差点に達する。そこから国道121号線を隔てた駐車場へ向かおうとして、信号が変わるのを待つ。ややあって、正面の信号が青になった。

横断歩道を渡ろうとし始めたそのとき、右手つまり日光宇都宮道路の今市I.C.方向から近づいてくるクルマが見えた。クルマの正面の信号は赤。しかしその、偶数ばかりの覚えやすいナンバーを持つ黒のBMWは、そのまま横断歩道を突っ切って鬼怒川方面へと去った。もし目の前の青信号を見て駆け出す子供がいたならば、そのクルマにはね飛ばされて死んでいただろう。BMWの運転者は、信号を無視したのではない。信号などハナから目に入っていないのだ。

歩行者が車道を横断する際の標語には「さあ青だ、いやもう一度、右左」という名作がある。しかしこれからは「青信号、渡るなクルマの停まるまで」のような新式を広める必要があるのではないか。

9時より町内の屋台庫へ行く。安政6年製の彫刻屋台が納められている蔵を、今日は町内の役員や青年会員が整理整頓をするのだ。始めてしばらくして分かったことだが、すべきことの半分は雑物の廃棄だった。作業は2時間ほどで完了した。

昼は今朝の面々が蕎麦屋にふたたび集まって、直会を行う。


朝飯 なめこの醤油煮、ポテトとキャベツのサラダ、ピーマンと肉団子のソテー、油揚げと小松菜の炊き合わせ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、油揚げとズッキーニの味噌汁
昼飯 「やぶ定」の野菜天とじ蕎麦
晩飯 トマトとレタスとハムと目玉焼きのサラダ、カレーライス、2種の塩らっきょうOld Parr(水割りのお燗)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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