2021.11.9 (火) 夏の雨
夜にできるだけ早く寝ようとするのは、朝にできるだけ早く起きるようとするからだ。2時3時に起きて何をしているかといえば、大したことはしていない。
映画「心中天の網島」の監督は篠田正浩、主演は宇崎竜童と岩下志麻。鳥居に縄を掛ける場面は特に印象的だった。今朝、ウェブ上でこの映画に行き当たった。主演男優は僕の記憶とは異なって、中村吉右衛門だった。
僕の脳には宇崎竜童も、また色濃く残っている。更に調べていくと、それは増村保造監督による「曽根崎心中」で、主演女優は梶芽衣子だった。
19歳から22歳までの4年間に、僕は500本ほどの映画を観ている。そのうち海外のものは数本で、残りはすべて日本映画だった。前出の2本は、あるいは池袋の名画座「文芸地下」で近松特集でも組まれたときに、一度に観たものかも知れない。
夜の明ける時間になっても、今朝はいつまでも暗い。雨音は衰えないばかりか、徐々に強くなっていく。まるで夏の雨、である。
朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、ハムエッグ、コールスロー、菠薐草と榎茸のおひたし、胡瓜と蕪のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、トマトのたまりピクルス、メシ、若布と玉葱の味噌汁
昼飯 うどん
晩飯 筑前煮、トマトのたまりピクルス、胡瓜と蕪のぬか漬け、筑前煮、天ぷら盛り合わせ(其の一)、天ぷら盛り合わせ(其の二)、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)