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清閑 PERSONAL DIARY

2021.11.4 (木) 予約最強

日中、インターネットを介しての遠隔会議をふたつこなす。その2番目の最後に、次の話し合いは顔を合わせてのものにすることを決める。「インターネットは、人とオフラインで会うための道具」とは、1990年代の終わりごろに、コンピュータリブの中島マヒマヒ社長が言ったことだ。

勝海舟と西郷隆盛が会談をした場所は高輪、田町と伝えられている。言葉が通じないため、意思の疎通は多く文書で交わされたのではないか、と想像する人もいる。いずれにしても、顔を合わせる、膝をつき合わせることは、何ごとかを成すときには今でも軽んじられないと、僕は考えている。

日中、販売係は3台あるキャッシュレジスターに紙幣や硬貨を補充する。それは大抵、大忙しの最中に行われる。お客様をお待たせしないためにも、硬貨を数えることはしない。10円玉は50枚、100円玉も50枚を単位として補充をされる。その後、客足が急に引いたりすると、キャッシュレジスターの中には数百枚の硬貨が溜まったままになる。閉店後、それを数えるのは僕の役目である。たとえ屋台であろうとスマートフォンで決済の可能な国の人がそれを見たら、鼻で嗤うのではないか。

明日の釣り銭を整えてから外へ出る。行きつけの居酒屋に先客はふたり。そのカウンターで町内役員の、昨年は見送った忘年会を予約する。


朝飯 菠薐草のおひたし、めかぶの酢の物、納豆、ハムとキャベツのソテー、鮭の焼き漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと若布と長葱の味噌汁
昼飯 弁当
晩飯 「和光」のお通しの煮物生牡蠣鮪の山かけ、麦焼酎「吉四六」(お湯割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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