2021.10.30 (土) オセオセ
いつもより30分はやく社内に入れてくれと、きのう包装係のヤマダカオリさんに乞われた。それにより今朝は7時10分に事務室のシャッターを上げた。「有り難うございます」とヤマダさんは礼を口にした。「こちらこそ」と僕は応えた。仕事量が多いことによる早出である。
道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に本日2回目の納品を終えると時刻は8時40分。業者用の駐車場に戻ったところで日本橋タカシマヤに出張中の長男から電話が入る。「お客様が予想以上に多い。本日の出荷数を、予定より増やすことはできないだろうか」という内容の連絡だった。
そうは言われても、上澤梅太郎商店は毎日、厳密な生産計画を立てている。今日の今日に品物を増やせと言われても、それは乾いた布を絞るようなものだ。それでも「どうにかしてみる」と答えて電話を切る。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」では、渋滞に阻まれてご予約いただいた時間に辿り着けないお客様が複数、いらっしゃった。一方、きのうの撮影隊が、今日は店舗の内外と料理の映像を撮るべく午後の早い時間に到着した。隠居のお客様がお帰りになるまでは、撮影はできない。紅葉時期の日光では、ほとんどすべてが「押せ押せ」である。
現場監督は完璧な映像をカメラに納めようとして、試行を繰り返す。家内は求められるまま「なめこのたまり炊のフワトロ玉子」を3回、作った。
19時より町内の役員会に出席をする。夕食の時宜を逸したため、公民館から帰宅後は自分でスパゲティを茹でて、これを白ワインの肴とする。
朝飯 トマトとマカロニのサラダ、ウインナーソーセージと菠薐草のソテー、納豆、「夏太郎」らっきょう、ごぼうのたまり漬、メシ、油揚げと長葱の味噌汁
昼飯 「大貫屋」のタンメン
晩飯 トマトと長葱のスパゲティ、スパゲティの皿に残ったソースをかけたトースト、Chablis Billaud Simon 2015