2021.10.15 (金) 狐火
「次の墓参りは、若くして病没した叔父の祥月命日、11月10日になるだろう」と今月3日の日記に書いた。とんでもない、オフクロのことを忘れていた。オフクロの祥月命日は今日だ。そういう次第にて、午前のうちに家内と如来寺のお墓へ行く。予報によれば、週末から来週の火曜日までは雨がち曇りがちで気温も低い。花の水の交換は、20日の水曜日でも間に合うに違いない。
文章は書けていても最上部に置く画像が決まらないから日記を公開できない、そういう日が少なからずあることは、以前にも書いた。おとといの日記も同様にて、昼前にそのための画像を撮る。ついでにおなじ防湿庫から”LEICA M6″も取り出す。
他のフィルムカメラとは異なって、これには電池が入っている。長く放置をすれば、電池はカメラの中で腐る。それを気にして操作をしてみると、赤い矢印がファインダーの中に鮮やかに見えた。この矢印を「狐火みたいでけしからん」と言ったのは大竹省二だ。「赤坂檜町テキサスハウス」は本棚にあって、いまだ読んでいない。とにかく電池の存命は確かめられた。それにしても”M6″の中のフィルムには、一体、何が写っているのだろう。
「なんやかんや、人の出は多いですね」と、夕刻に販売主任のハセガワタツヤ君が言う。「釣り銭の無くなるのが早いだろ」と返すと「早いです」とハセガワ君は応じた。もっともGoToキャンペーンのあった昨秋よりは、いまだよほど閑だ。釣り銭の準備は充分以上である。
朝飯 納豆、ハムとピーマンのソテー、茹でたブロッコリーと生のトマト、蓮根のきんぴら、「夏太郎らっきょう」、メシ、若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 きのうの夕食のおかずを流用した弁当
晩飯 オニオンスープ、パン、茹でたブロッコリーを添えた鶏の網焼きトマトソース、チーズ、Chablis Billaud Simon 2015