2021.10.13 (水) おなじ方法
小学校も低学年のころは、すべての授業を担任の先生がこなしていたような気がする。しかし学年が上がるにつれ、体育や音楽、美術や家庭科においては、専門の先生がそれそれ担当をするようになった。
ある年の美術の先生は女の人だった。名前は覚えていない。名前は覚えていないものの、この先生が児童の描いた絵に点数を付ける、その方法を僕に話してくれたときのことは、先生の、黒板に向かって立った位置も含めて、今でも目に浮かぶ。
先生は先ず、すべての絵を黒板に貼る。そして出来の悪いものから外していく。ここから先は僕の想像だけれど、最初に外された5分の1は五段階評価の1。最後に残った5分の1は評価5になったのではないだろうか。
僕はこの、半世紀以上も前のことを、毎日、思い出す。なぜなら、この日記に使う画像も、あのときの先生とおなじ方法で選んでいるからだ。
朝食の画像は、冬より夏の方が綺麗に撮れる。それは空の明るさによる。朝食の画像は秋の彼岸から徐々に光を失いはじめ、春の彼岸からは逆に、徐々に光を得はじめる。毎年、冬が近づくと”LEICA Q”が欲しくなる。しかし朝食の画像のみに数十万円は使えない。春の彼岸を待つのみである。
朝飯 秋刀魚の塩焼き、菠薐草のおひたし、「夏太郎」らっきょう、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波とトマトとズッキーニの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 鮪ぶつ、「夏太郎」らっきょう、「鳥常本店」の焼き鳥、2種の茸とキャベツと豚肉の鍋、麦焼酎「こいむぎやわらか」(生にTIO PEPEを少々)