2021.10.12 (火) 16時
「小さな郵便飛行機」という物語を子供のころに読んだ。郵便飛行機は、お金や手紙など、大切なものを運んでいると、そこにはあった。「お金はさておき、手紙のどこが大切なのか」と、子供だった僕は不思議に感じた。
数日前に続いて今朝も、facebookが繋がらない。どこかで悪の帝王が地球上の通信を妨害をしている姿が目に浮かぶ。取りあえず製造現場へ降り、仕事をして食堂に戻ると、先ほどの不具合は解消されていた。メッセンジャーにより届いていたあれこれに、取り急ぎ返信を送る。
このところ、夕刻の日がますます短くなってきた。看板の、空の明るさに連動する照明は、今日は16時に点灯した。
上澤梅太郎商店は閉店時間の17時30分が過ぎても、すぐには店は閉めない。入口を大きく開けて掃除をするからだ。掃除中にお客様がいらっしゃれば、もちろん商売をさせていただく。
今日もその時間にふと気づくと、いつの間にか親子連れのお客様が店内にいらっしゃった。そして常連様らしく、迷うことなく2点をお買い上げくださった。お客様の父親の方は、長袖のダウンジャケットをお召しだった。対する僕は半袖のポロシャツ1枚だ。
「アメリカでは季節に関わらず、人は好きな服を着る。自分とかけ離れた服装の他人を見ても、誰も気にしない」と、むかしくろすとしゆきがどこかに書いていた。夕刻の、お客様と僕の服装は、まさにそれだった。外気温は18、9℃くらいだったと思う。
朝飯 柿と隠元豆の白和え、菠薐草のおひたし、2種のキノコの玉子とじ、納豆、里芋の淡味炊き、「夏太郎」らっきょう、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と菠薐草の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 蓮根のきんぴら、たぐり湯波と菠薐草の炊き合わせ、うずら豆、茹でたブロッコリー、「夏太郎」らっきょう、秋刀魚の塩焼き、ふりかけメシ、「天鷹酒造」の「天鷹心生酛純米大吟醸」(燗)