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清閑 PERSONAL DIARY

2021.9.25 (土) 千灯供養

きのう20時すぎに就寝をしたところ、0時をまわったころに目が覚めた。早寝早起きとはいえ、これでは昼夜逆転である。どうにか二度寝に入ると、今度は同級生6人つまり定員を超えてホンダフィットを走らせるうち、鬼怒川沿いの曲がりくねった道から渓谷に転落する夢で目を覚ます。

とにかく僕は、どこかから落ちる夢を頻繁に見る。「夢 落ちる」と検索エンジンに入れると、出てくる解説は悪いことばかりだ。ところが実際の僕に悪いことは起こらない。夢判断などは信じるに当たらない、ということだ。

昼食は、日本経済新聞の文化面を読みながら摂ることが多い。今月の「私の履歴書」は山本耀司。今日は北野武の”Dolls”の衣裳を担当したときのことが書かれ、その中に「文楽が筋書きに絡んでくることが分かり」とあった。

“HANA-BI”は、目黒の権之助坂の上の映画館で観た。1990年代の最後のころ、季節は夏だった。独り合点かも知れないが、後半「これは近松だ」と気づいたときから涙が止まらなくなった。そしてあの結末である。

終業後、夕刻からの雨が残る中を、小倉町の追分地蔵尊へ行く。きのうと今日は千灯供養の日で、僕は灯籠を申し込んでいた。昨年と異なって、灯籠の数は極端に少なかった。大抵の人は初日に灯籠を上げてしまうのだろう。そして僕は多分、昨年は初日に来たのだろう。

いただいた御札は雨に濡らさないよう、明日までホンダフィットの中に置くこととする。


朝飯 糸こんにゃくの明太子和え、納豆、らっきょうのたまり漬とツナのサラダ、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、長芋のたまり浅漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬、メシ、トマトとレタスと茗荷の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 刻みキャベツとプチトマトを添えたコロッケと揚げ鶏、「夏太郎」らっきょう、麦焼酎「こいむぎやわらか」(生にTIO PEPEを少々)、「セブンイレブン」のオレンジピールのマリトッツォ、Old Parr(生)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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