2021.9.24 (金) いきなり冬のそれに
「日光みそのたまり漬」の看板が、国道121号線に沿って立っている。事務机の左手に提げたカレンダーの今日のところには、その看板の電源を入れるよう覚え書きがある。難しく考えることはない、電源は、秋の彼岸に入れて春の彼岸に切れば良いのだ。それをつい忘れる故の、覚え書きである。
午後、その看板の直下にある樹脂製の箱を開き、電源を入れる。電源を入れてもただちに照明が点灯するわけではない。16時から閉店の17時30分のあいだに空の明るみが一定以下に落ちれば、そこではじめて灯りの点く仕掛けである。
秋の日はつるべ落としだ。しかし僕の手はそれどころではない、1週間ほど前のある朝、いきなり冬のそれになった。手の平が、まるで紙やすりのように荒れはじめたのだ。
手の皮膚を保護するクリームは、日本ケミファのモイスポリアホワイトが一番と、これまでの経験により知っている。あまりに具合が良いため、2014年11月には10本をまとめて買った。その残りがいよいよ少なくなってきた。
モイスポリアホワイトの唯一の欠点は、塗りすぎると、それが皮膚に馴染むまで、15分ほどは両の手を摺り合わせ続けなくてならないところだ。馴染めばベタつきは一切、無くなる。また買い足さなくてはならない。
朝飯 糸こんにゃくの明太子和え、納豆、冷や奴、舞茸の天ぷら、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと若布と長葱の味噌汁
昼飯 醤々麺
晩飯 「共働学舎新得農場」のレラ・ヘ・ミンタル、TIO PEPE、ベーコンとマッシュルームとベビーリーフのスパゲティ、Chablis Billaud Simon 2015