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清閑 PERSONAL DIARY

2021.9.14 (火) 新しい機械

中学生のころのある日、家から南へ歩いて平ヶ崎を越え、森の中に入ってみた。そこには日光宇都宮道路が通るであろう線上に、赤い色を塗られた杭が点々と打ち込まれていた。その、日光宇都宮道路の建設に伴って、春日町の交差点から平ヶ崎へ向けて新しい道路が開削されたのは、高校生のときだった。この工事に伴って、交差点の角にある上澤梅太郎商店の敷地は縦に長く削られた。

明治時代から建て増しを続けられた古い社屋や自宅は、この地上げによりすべて壊され、一新をされた。工事は3期に及んだ。僕は20歳になっていた。つまり現在の社屋は建てられてからおおむね45年を経ていることになる。手入れが必要なことは言うまでもない。

今日は、それほど範囲は広くないものの、店舗と蔵の屋根瓦に修理が入った。また老朽化した消火ポンプが新品に交換をされた。

クルマのエンジンは、1920年代には12,000ccを超えるものがあった。1980年代の携帯電話は、大きくて重くて手に持てず、肩から提げた。機械は進化をすれば、ほとんどすべからく小さくなる。新しい消火ポンプも、隨分と小さくなって大いに驚いた。

コロナ禍の最中にあっても、建物の修理ができ、設備を新しくすることができる。そのことを、とても有り難く感じている。


朝飯 揚げ茄子、隠元豆の胡麻和え、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、舞茸の天ぷらと三つ葉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 刺身湯波、秋刀魚の梅生姜煮、ブロッコリーの胡麻和え、胡瓜のぬか漬け、豚と小松菜の生姜焼き丼、金宮焼酎(生にTIO PEPEを少々)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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