2021.9.12 (日) ニコッペ2021(続)
「汁飯香の店 隠居うわさわ」からは、朝一番のお客様が蔵見学を希望されている旨が知らされていた。そのお客様に食後の甘味をお出ししたと、2度目の連絡が入る。よって「ヤマジョー」の印半纏に袖を通して隠居へ向かう。
そのお客様のご案内を完了して戻ると、店には既にして行列ができていた。きのうの日記に書いた、コッペパンを求めるお客様である。ご予約分を除いた本日のご用意は32個。そして10時30分より販売を始める。
2人目か3人目のお客様が「4つ」とおっしゃる。「トマトは抜きで」とおっしゃるお客様もいらっしゃる。そのたび係のササキユータ君は、まるで助けを求めるように、厨房へと視線を送る。厨房のサイトーミホコさんとタカハシカナエさんは「しょうがのたまり漬」を炊き込んだ牛しぐれ煮のコッペパンを作ることに熱中して脇目も振らない。
結局のところ32個は、10時48分に売り切れた。店の中にいた僕からは見えなかったけれど、行列の後ろの方の方までは、コッペパンは行き渡らなかったのではないか。申し訳ない気持ちで一杯である。
これだけ賑わうなら、この催しは来年もまた開かれるだろう。今年の教訓は、忘れないようにしたい。
朝飯 ピーマンの醤油炒め鰹節かけ、銀鮭の粕漬け、揚げ茄子、「夏太郎」らっきょう、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と大根の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 里芋と南瓜の炊き合わせ、らっきょうのたまり漬、生姜の浅漬け、柴漬け、豆腐と大根の味噌汁、鮭のホイル焼き、金宮焼酎(生にTIO PEPEを少々)