2021.9.9 (木) カレー南蛮ダブル
夜はいまだ明けていないから、外は真っ暗だ。それでも起きて食堂に来ると、東と南に面した窓の、それぞれのカーテンを巻き上げずにはいられない。きのうの日記を書くうち時を忘れる。そしてふと顔を上げると「これはもう、朝と言ってもよいのかな」というところまで夜が明けてくる。
きのうの日中には日の差す時間もあった。しかし今朝はまた雨だ。とはいえ直線距離にして南南西に6キロメートルほど離れた鶏鳴山は、薄明の中にしっかり見えている。「いま蔵で盛んに洗ったり塩に漬けたりしているしその実や茗荷は、あのあたりから来るんだなぁ」と、その山の右手に目を凝らす。
それにしても、いつまで雨の降り続くのもいかがなものか。iPhoneで日光の週間天気予報を見てみれば、明日の金曜日こそ晴れのち雨ではあるものの、土曜日は雨、日曜日から来週の水曜日までは曇り、そして木曜日から土曜日まではまた雨と出ている。
「秋晴れ」は、稲畑汀子の「季寄せ」によれば秋10月の季語だ。爽やかは秋は、いつになったら味わうことができるだろう。
朝飯 揚げ茄子、揚げ湯波の甘辛煮を薬味にした納豆、菠薐草のおひたし、スペイン風目玉焼き、白瀑の明太子和え、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、餃子の味噌汁
昼飯 「やぶ定」のカレー南蛮蕎麦
晩飯 冷やしトマト、「夏太郎」らっきょう、めかぶの酢の物、鯨ベーコン、カレー南蛮鍋、金宮焼酎(生にTIO PEPEを少々)