2021.8.24 (火) 1日が長ければ文字の数も倍になる
ちかくまで寄ってみなければ分からない枯れ木や枯れ枝が、隠居の庭には少なくない。これをどうにかしようと、6月からあちらこちらに掛け合っていた。しかしあれこれの事情、また長雨などもあって、植木屋は今日になってようやく来た。彼らふたりには隠居係のタカハシリツコさんが描いた見取り図を元に、当該の樹木について逐一、説明をする。
事務室に戻ったところで、今しがた蔵の裏に到着した旨の電話が産業廃棄物の引取業者から入る。廃棄物とは、3年前にキュービクルを交換した際に残置をされた、1974年製のトランスとコンデンサだ。その移動と積み込みには、僕が立ち会うこととする。
この、1時間を超える立ち会いの最中の10時に、事務係のツブクユキさんが僕を呼びに来る。それは、社会保険労務士のオカザワセキヤさんの来社を伝えるものだった。
事務室へ急行すると、オカザワさんのほかに外注SEのシバタサトシさんも来ていた。シバタさんには新しいコンピュータの購入を手伝ってくれるよう、言ってあった。シバタさんには取りあえずの作業を頼み、ふたたび蔵へ戻る。トランスとコンデンサは、非常に丁寧な手順を以て、大型のトラックに載せられた。
日光味噌梅太郎赤味噌の在庫が残り2ヶ月分まで減ったと、きのう製造部長のマキシマトモカズ君に知らされた。よって完成しつつある次の分の一部を小分けし、しかるべき場所に移すよう、指示した。午後一番、その作業が製造係のイトーカズナリ君とタカハシアキヒコ君により完了するのを見届ける。
15時30分、販売係のササキユータ君がトヨタハイエースの運転席に収まって会社を出る。先週から長男が出張していた日本橋高島屋「夏のうまいものめぐり」の撤収作業を手伝うためだ。今日はパラリンピックの開会式が行われる。都心の混雑を避けるため、首都高速道路の料金には1,000円が上乗せをされる。そんなことには構わず、安全を第一に考えるよう、ササキ君には伝える。
夕食はいつもより30分はやく済ませた。そして入浴をして20時前に寝室に入る。
東北道の宇都宮I.C.までササキ君が戻ってきたと、家内に起こされる。時刻は22時05分。想定外の早さだ。服を着て1階へ降り、事務室に明かりを点してシャッターを上げる。ササキ君が会社に着いたのは22時18分。即、作業場のシャッターを上げて、トヨタハイエースを屋内に入れる。戻り品を冷蔵庫に収めて22時26分。ここまでをして、ササキ君は自宅へと去った。
次の催しは、9月15日から同27日まで、新宿高島屋11階催事場で開かれる「美味コレクション」だ。そのころ本店では茗荷としその実の買い入れが真っ盛り。忙しい日々は、続く。
朝飯 蓮根と人参のきんぴら、菠薐草のおひたし、納豆、隠元豆の胡麻和え、揚げ湯波の甘辛煮、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、茄子の塩水漬け、メシ、舞茸の天ぷらとオクラの味噌汁
昼飯 朝のおかずを流用した弁当
晩飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、刺身湯波の餡かけ、生のトマト、鰹のたたき、「夏太郎」らっきょう、サッポロ焼酎(生にTIO PEPEを少々)