2021.7.28 (水) モーバイル
朝、検索エンジンに”my favorite things jone coltrane”と入れ、youtubeでそれを聴く。聴きながら「いま、オーディオファンって、どれくらいいるのかな」と考える。1969年からしばらくのあいだ、僕はそのオーディオファンだった。雑誌”Stereo Sound”は毎月、読んでいた。「ステレオサウンド、まだあるのだろうか」とamazonに検索をかけると、季刊として続いていた。
現在、音楽を聴く道具としてもっとも多く使われているのはiPhoneだろう。源流は明らかに「ウォークマン」だ。「コンピュータはモーバイルであるべし」と日本でもっとも強く主張したのは西順一郎だと思う。西のこの考えには、かつてその中枢で働いたソニーの「ウォークマン」が大きく影響している気がする。
“mobile”が可能になった途端、その分野の歴史がひっくり返ってしまった例は枚挙にいとまがない。というか、人は元々”mobile”が好きなのだ。なぜならそれは人に自由をもたらすからだ。
ヨハネによる福音書8章32節の「真理は汝に自由を得さすべし」をそのまま当てはめれば、”mobile”もまた真理ということになる、かどうかについては分からない。そういう難しいことは、偉い人に訊いてください。
朝飯 刻みオクラ、納豆、油揚げと小松菜の炊き合わせ、大根おろしを添えた油揚げの網焼き、胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波とブロッコリーの味噌汁
昼飯 「栃木軒」の中華そば
晩飯 「珍来軒」の呉冷麺、うずら豆、胡麻焼酎「紅乙女」(生)