2021.7.25 (日) 長葱
目玉焼きもハムのソテーも嫌いではないが、ハムエッグは苦手、という人がいる。どうにも理解に苦しむ人だ。しかし考えてみれば、自分にもおなじようなところはある。
子供のころ、味噌汁の長葱は幅1センチほどの筒切りにされていた。これが僕はイヤだった。半世紀以上を経た今でも苦手だ。長葱は小口切り、白髪葱、縦切り、また筒切りでも長さがあれば、楽に食べられる。よくある太い部分の斜め切りは、なぜかそれほど美味く感じない。
こうして並べてみると、冒頭の「ハムエッグの人」よりよほど「理解に苦しむ」嗜好かも知れない。嬉しいのは上出来の蕎麦屋で出てくる薬味の葱だ。信じられないほど薄い小口切りは、練達の人が、よほど切れる包丁で刻んでいるのだろう。
今朝の味噌汁の長葱は、青い部分を5センチほどの細い縦切りにした。やたらに具が多ければ、味噌汁というよりは鍋と呼んだ方がふさわしいかも知れない。そのお椀を含む一汁三菜の朝食を腹に詰め込んで、四連休4日目の仕事へと向かう。
朝飯 大根おろしを薬味にした納豆、トマトとポテトのサラダ、山葵漬けを添えた蒲鉾、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐とトウモロコシの天ぷらと長葱の味噌汁
昼飯 冷やし中華
晩飯 トマトとポテトのサラダ、TIO PEPE、コーンポタージュスープ、ブロッコリーのソテーと人参のなますを添えたハンバーグステーキ、Chateau Lalande Borie 1985