2021.7.7 (水) 七夕
「これほど涼しい7月は初めて」と、ベランダの鉢植えの画像と共にSNSに上げた人がいる。昨年も一昨年も長梅雨だった。よって昨年も一昨年も、7月のはじめは涼しかったのではないか。あるいは昨年は、気温だけは高かったのかも知れない。
早朝、というか夜と朝のあいだに目を覚ます。そして暗闇の中で、寝台の下に用意したポロシャツを着る。今朝は、その1枚だけではいかにも涼しすぎる。「木綿のセーターを重ねようか」と考え、しかし瞬時に打ち消す。そして「なるほど、オレにとって重ね着は、仕方なく、やむを得ずすることだったんだな」と気づく。薄着で育てられた人間は、たとえ寒くても、身につける服の数はできるだけ減らそうとするらしい。
身のまわりを整頓するため、Tシャツのほとんどを数年前に捨てた。すると今度は、また別のTシャツが欲しくなる。昨月は、僕としては倹約に励んだ。その結果、使った小遣いは予算の4割弱に収まった。「だったら新しいTシャツ、買うか」と勃興する気持ちを一方では抑え込む。Tシャツはいまだ、計7枚があったと思う。
きのうの夜に孫のリコが描いたらしい彦星と織り姫の絵が、食堂の柱に貼ってある。それを目にしてようやく、今日が七夕だったことを知る。
朝飯 納豆、干し海老を薬味にした菠薐草のおひたし、スペイン風目玉焼き、ジーマミー豆腐、蓮根の梅肉和え、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 焼き鮭、なめこのたまり炊、昆布の佃煮、梅干のお茶漬け
晩飯 孫が保育園から持ち帰ったピーマン、ガスパチョ、TIO PEPE、キャベツと人参のなますとたまり漬「鬼おろしにんにく」と同「刻みザクザクしょうが」によるソースを添えたビーフステーキ、菠薐草のグラタン、Chateau Leoville Las Cases 1984