2021.6.27 (日) 食べくらべ
きのう土曜日の売上金額は、年初来4番目の高さだった。そして今日のそれは、きのうより3割以上も落ちた。コロナ以前は、金曜日、土曜日、日曜日と、加速度的に増えていくのが売上げの相場だった。しかしコロナが世に蔓延して以降は、この常識の覆される週末が増えた。「台風の予報が出ていたからじゃないですか」と販売係のササキユータ君は推した。しかし天気に関係なくこの傾向の現れる週末もある。いずれにしても、現状に沿って、粛々と商売をさせていただこう。
夜は2種の素麺を食べくらべる。ひとつは国産の小麦によるもの、もうひとつはオーストラリア産の小麦粉によるものだ。結果は風味、歯ごたえ、舌ざわりとも、その場にいるおとな全員が一致して後者を「美味い」とした。もちろん、すべての用途において国産の小麦がオーストラリア産のそれに負ける、ということではない。
生姜について「長くたまりに漬ける場合、国産とタイ産とでは、諸々の点において、タイ産の方が圧倒的に優れる」と、製造顧問のフクダナオブミさんはかつて主張した。「そんなこと言っても、日本人は国産偏重だからなぁ」と、僕は答えた。現在、上澤梅太郎商店では、生姜は国産とタイ産の双方にて、ご用意をしています。
朝飯 昆布の佃煮、納豆、鶏の幽庵焼き、なめこのたまり炊、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、油揚げと胡瓜の味噌汁
昼飯 うどん
晩飯 生のトマトと白菜漬け、大葉と薩摩芋の天ぷら、ピーマンと茄子の肉詰め焼き、国産の小麦粉による素麺、オーストラリア産の小麦粉による素麺、胡麻焼酎「紅乙女」(生)