2021.6.17 (木) 派手な色の名札
光輝燦然、凱風快晴、元気溌剌、千紫万紅。気分はまったく爽やかだ。新型コロナウイルスワクチンの副反応から完全に復帰、復活したのだ。
このワクチンの接種を1度でも受けたことのある者は、社内には僕しかいない。社員の家族にも、いまだこれを経験した人はいないらしい。今回の僕をモルモットとして、その様子を父母や祖父母に伝え、時が至れば自身も参考にするよう、朝礼では伝える。
日本に生まれれば、人は大人になるまでに相当数のワクチンを打たれる。それらにくらべて今般のワクチンが急ごしらえであることは否めない。よってその接種については、これを忌避する人がいる。まぁ、それは、いるだろう。
ワクチンの接種を望まない中には「自分は絶対に罹らない」と、自信満々の人もいる。「多分、罹らないだろう」と、根拠に欠ける確信の下に嵐の収束を待つ人もいる。「コロナも怖いがワクチンも怖い」と、じっと身を固くしている人もいる。
僕は、社会との関わりを絶つわけにはいかないから接種を受けた。「ワクチン接種済」と大書した派手な色の名札を国は作ってくれないか。そうすれば僕は、これを首から提げて歩くだろう。
北村敬の「天然痘が消えた」は、20代の前半に読んだ。今は古書の市場で高値が付いている。「コロナ」がその値を押し上げたのかも知れない。
朝飯 炒り豆腐、納豆、ハムのソテー、スクランブルドエッグ、菠薐草の胡麻和え、酢蓮の梅肉和え、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 弁当
晩飯 「コスモス」のトマトとモッツァレラチーズのサラダ、カレーライス、ドライマーティニ